-
つるとはな ミニ?
¥2,178
内容ご紹介 つるとはなの5号を出してから7年過ぎてしまいました。 コロナ禍などもありましたが 見渡せば溌剌とした80代90代の先輩方が ぐっと増えているではありませんか。 ならば会いにゆかなくては! つるとはなは装いを新たに出発することにしました。 名づけて「つるとはな ミニ?」。 これまでのちょうど半分のA5判サイズです。 軽くて小さくて持ち運びにほどよいミニ。 内容は変わらず魅力的な人生の先輩たちに会って話を聞くというもの。 はたしてミニなのでしょうか。 インタビューに答えてくれたのは 世界的にも有名な建築家の安藤忠雄さん(83歳)。 事務所の別館にて鋭い眼光と熱い言葉で語ってくれた仕事のこと自分のこと。 現代短歌の第一人者である馬場あき子さん(96歳)。 70年以上歌壇を牽引する小柄な巨人の物言いは潔くて惚れ惚れするばかり。 料理研究家のホルトハウス房子さん(90歳)。 内々の大ごちそうというすき焼きを作ってその極意を教えてもらうと。 などなど。もちろんこの方たちばかりではありませんのでお楽しみに。 あわせて。 作家の江國香織さんが選んだ声に出して歌いたい童謡と唱歌と 川上弘美さんの短編小説もあります。 サイズはミニながら盛りだくさんでしょう? ミニとはいえミニ? というわけです。 みなさま方のご支援とお力添えをいただきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 書籍情報 タイトル つるとはな ミニ? 定価 1,980円 + 税 発売日 2024/9/27 ISBN 978-4-908155-13-0 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノパブリッシングプレス
-
伊丹十三の台所
¥2,860
内容ご紹介 食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。 書籍情報 タイトル 伊丹十三の台所 定価 2,600円 + 税 発売日 2023/6/30 ISBN 978-4-908155-12-3 編者 つるとはな編集部 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
-
本日の絵 皆川明挿画集
¥3,960
内容ご紹介 ブランド「ミナ ペルホネン」の創業デザイナー、皆川明の初めての画集。テキスタイルのために描かれたものではなく、新聞の依頼で描いてきた630点におよぶ挿画を、2巻に分けてまとめている。函入の造本、1ページ1点のシンプルでうつくしい本文レイアウトなど、アートディレクションは葛西薫が担当。 「森へ行きましょう」の巻は、2016年1月から2017年2月まで日本経済新聞に連載された川上弘美の長篇小説「森へ行きましょう」のカラー挿画全点(書籍化された際に表紙用に描かれた挿画も含む)、そして「日曜に想う」の巻は2016年4月から現在も続いている朝日新聞の「日曜に想う」欄のモノクロ挿画のうち、2021年12月までの全点。 皆川にとって絵を描くことは「自分のなかに存在する、意識されないままでいた何かが、表面に浮上してきたような、あるいは光が当てられたような、ちょっと不思議な経験」だという。絵を描く際の心理、画材は何を使っているか、本業であるファッションデザインとの関係性など、絵についての真摯な思いが語られたインタビューも収録(聞き手・松家仁之)。 本書は本体の保護のため、全品シュリンク包装してあります。 書籍情報 タイトル 本日の絵 皆川明挿画集 定価 3,600円 + 税 発売日 2022/4/28 ISBN 978-4-908155-11-6 著者 皆川 明 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
-
Letter
¥3,300
内容ご紹介 ミナ ペルホネンのウェブサイトで人気のページ「Letter」は、オンラインでの服の販売とともに2011年から始まった。皆川明の手書きの詩と写真を、週替わりで用意し、一枚の紙に印刷して、品物に同封するささやかな試み。ウェブサイトでの連載も同時にスタートした。 「Letter」は、文字通り皆川明からの短い手紙のようであり、詩のようであり、呟きのようでもある。服をつくる気持ちの底のほうにあるこれらの言葉は、わたしたちが暮らすこと、生きてゆくことの惑いを、静かに整えてくれる。 「Letter」は読む者のこころに触れる親密な言葉の集まりだ。どこを開いて読んでもかまわない。くり返し手が伸び、任意のページに惹きつけられる、こころの辞書。くり返し手が伸びるのは、装幀の手触りにも理由がある。 装幀はサイトヲヒデユキが担当。ミナ ペルホネンの印刷物を手がけ、2019年、ニューヨークの老舗リッツォーリが刊行したミナ ペルホネンの本『ripples』のアートディレクションも手がけた。本書『Letter』の装幀は、「クロス装、箔押し、天金、角丸、スピンつき」。刺繍やベルベット、レースなど、忘れられつつあった素材や手法を甦らせるミナ ペルホネンの服のように、本書は古き良き装幀の素材、手法を採用した、特別な仕上がりになっている。 書籍情報 タイトル Letter 定価 3,000円 + 税 発売日 2020/8/20 ISBN 978-4-908155-08-6 著者 皆川 明 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社アイワード
-
生きる はたらく つくる
¥1,540
内容ご紹介 魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナ ペルホネン」。 創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。 手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。 幼い頃に両親が離婚。小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。やがて、人の仕事を手伝いながら、はたらくこと、つくることの価値を発見してゆく。 しかし、自分のブランドをスタートした当初は、とてもそれだけでは食べてはいけなかった。白金台に初めての直営店をスタートさせたとき、預金通帳の残高は五万円、しかも金融公庫からの借金は五百万円、という「崖っぷち」の状態だった。それでもなお、前を向くことを諦めなかったのはなぜか。 生きづらさ、未来への不安を覚える世代に、また、経済的にままならない状況におかれている多くの方々にも、ヒントとなることばが、考え方が、見つかるはずの一冊。 書籍情報 タイトル 生きる はたらく つくる 定価 1,400円 + 税 発売日 2020/6/27 ISBN 978-4-908155-07-9 著者 皆川 明 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
-
ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集
¥2,200
内容ご紹介 1960〜70年代最高のエッセイスト、 伊丹十三の単行本未収録エッセイ集。 食卓の作法、料理の秘訣、服選びに着こなし、 日常に見るヨーロッパ文化、 子育てから性教育、スポーツに社会問題、組織論……あらゆるテーマを 見逃さず、調べて観察し、自分の頭で考えたすえに、 わかりやすく、やわらかく、おもしろく書いた 稀代のエッセイスト、伊丹十三。 没後20年を機に、単行本未収録の優れたエッセイを、 伊丹十三記念館(松山市)の全面協力を得て、 一冊にまとめた本書は、四半世紀ぶりの伊丹十三の新刊です。 どうしてこれが本に収録されなかったのか。 へえ、こんなこと書いてたんだ。 これはちょっとびっくりだな。 時の流れを感じて懐かしいものもあれば、 時を経てもなお、その慧眼に驚かされるものもある。 父・伊丹万作が逝去したのち、13歳のときに、 『映画藝術』誌の依頼で書いた「父の思い出」や、 伊丹十三記念館の収蔵庫で発見された 生涯をふりかえるような未発表の生原稿、 4篇も収録。 雑誌連載時の伊丹十三によるイラストレーションを多数掲載。 イラストレーター・和田誠氏との笑える共作「人生劇場 血笑篇」や、 直筆の原稿用紙、愛用の文房具などもカラーページで紹介。 この一冊で、エッセイスト・伊丹十三に出会った方は、 新潮文庫、中公文庫の伊丹十三の本も、 ぜひチェックしてみてください。 書籍情報 タイトル ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集 定価 2,000円 + 税 発売日 2017/12/20 ISBN 978-4-908155-06-2 著者 伊丹 十三 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
-
須賀敦子の手紙 1975―1997年 友人への55通
¥3,135
内容ご紹介 雑誌「つるとはな」で大きな話題となった未公開書簡の完全収録版。 須賀敦子は1967年に夫ペッピーノを失い、70年に父を、72年に母を失った。 帰国してまもない須賀は、深まる孤独のなかで生涯の友人と出会う。 その友情はやがて、四半世紀にわたりつづくものとなっていった。 こころを許した友人への手紙には、須賀の迷いや悩みが率直につづられている。 ときにはさりげなく、恋の終わりが打ち明けられることもあった。 55通の手紙を、青インクの筆跡もリアルな高精度カラー写真で掲載。 須賀敦子の全集未収録のエッセイ「おすまさんのこと」。 北村良子(須賀敦子・妹)へのインタビュー「姉の手紙」。 スマ&ジョエル・コーン夫妻へのインタビュー「須賀敦子とのこと」。 松山巖のエッセイ「コーン夫妻への手紙を読んで」も収録。 未公開のままだった40通も、本書に初めて掲載しています。 写真…久家靖秀 アートディレクション…有山達也 書籍情報 タイトル 須賀敦子の手紙 1975―1997年 友人への55通 定価 2,850円 + 税 発売日 2016/5/28 ISBN 978-4-908155-03-1 著者 須賀 敦子 発行者 佐藤 真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
-
つるとはな 5号
¥1,430
内容ご紹介 長らくお待たせいたしました。5号は、ついにというか、いよいよというか、90歳以上の人生の先輩方に多く登場していただいています。最高齢は104歳。どの方も自律した精神の持ち主で、お会いしに行ったこちらの背筋がピンと伸びました。 ・内海桂子師匠はただいま94歳。ツイッターでのつぶやきも評判ですが、芸人としても現役まっさかり。きょうも舞台で「生命とは粋なものだよ〜」と都々逸を披露しています。 ・毎日練習を欠かさない97歳のヴァイオリン弾き。慰問されるのではなく「声がかかればどこへでも」慰問するほうなのですって。2年先まで予定が決まっているそうですよ。 ・勝又道代さんは81歳の現役ファッションデザイナー。慣れた手つきで型紙を作り、大切なのは「その人らしい存在感を出すこと」なんだとか。 ・「その肌 いくつになっても ふっくらつやつや」。登場してくれた104歳、83歳、69歳の女性達の美しいこと! どうしたらそんなお肌になれるのでしょう。 ・20世紀半ば、アルフレッド・ウォリスが、絵を描き始めたのは70歳になってからのこと。紙の切れ端や板きれに、猛然と描いていたのだそう。描かずにいられなかったのは、なぜなのでしょう? ・友だちと一緒ももちろん楽しいけれど、行きつけの店があって"ひとりランチ”できるって、かっこいいと思いませんか。 ・書家の佐藤芙蓉さんは、重たい荷物を両手にさげて、書道教室へ出かけます。書くこと人に教えることがあたりまえの毎日で、76歳の笑顔は晴れやかに輝いています。 ・ご存知!伊東四朗さん。コメディアン、俳優、司会、ラジオのパーソナリティと幅広い活躍は知れたこと。でも自宅では彫像のように動かないって、本当なんでしょうか? ・知る人ぞ知る神戸の老舗洋食店「欧風料理 もん」。おかみさんは阪神・淡路大震災以降、いやそれ以前だって「休みがなくてもなんともないよ」ですって。 ・現役最高齢のパイロット・髙橋淳さん。おしゃれで赤い服をよく着ています。爪もいつもぴかぴかです。「だってその方が女性にモテるでしょう?」。まさに94歳のハンサムボーイ!? ・端正な顔立ちと技のキレで柔道界の話題をさらう阿部一二三、詩兄妹。ぴかぴかの16歳! 阿部詩選手に会いに神戸へ行きました。 ・川上弘美さんの短編は「数奇」。タイトルからしてすでに何かが漂っていませんか。 書籍情報 タイトル つるとはな 5号 定価 1,300円 + 税 発売日 2017/7/21 ISBN 978-4-908155-05-5 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本所 凸版印刷株式会社
-
つるとはな 4号
¥1,430
内容ご紹介 大変長らくお待たせいたしました!「つるとはな」4号ができました。 今回は卓球の話をイギリスまで出かけてスクープ(といっても誰も追いかけてきませんが)! 以下内容をピックアップしてみました。どうぞお手にとってごらんください。 ・東京・世田谷の国立成育医療研究センター内に、日本で初めてという重い病気を持った子どもと親のための「もみじの家」を設立した喜谷昌代さん。80歳になった今もボランティア活動に情熱を注いでいます。 ・佐々木茂良さんが初めて富士山に登ったのは63歳のとき。(シーズン中は)毎日!登山して今年で13年になるそうです。今日は佐々木さんのあとを追って、スタッフは1390回めの富士登山に同行ルポしました! ・華やかなドレスに身を包みライブハウスで歌い踊る、その名はトワイライトシスターズ。トワイライト=黄昏って最高なのよ、と声を揃える「アラ(ウンド)古稀(70)」ジャズボーカルの3人組に密着すると。 ・堀内和子さんいつも素足にヒールのパンプスを履いています。「あら、せっかくおしゃれしたら、ペタンコは悲しいでしょ」とこともなげに言う73歳です。 ・ピンポンの発祥はイギリスってご存知でしたか。イギリス人には身近で馴染み深いスポーツだそうで、ピンポンは認知症の症状を改善し、先送りさせると最近医学的に証明されたとか。 ・ひとりかふたりで切り盛りする小さな店。掃除や準備、サービスにもゆき届いた心くばりが。「このお店、入るだけでなんだか気持ちいい」。おいしさって味だけではないんですね。 ・西鉄黄金期を支えた伝説のプロ野球選手・中西太さんは83歳。日ハムの優勝を確信するなど野球への情熱は相変わらずです。その活力の源は? ・藤岡弘、さんといえば元祖仮面ライダー。しかし最近ではバラエティ番組に出演し、邪気のない笑顔で見る人を和ませています。おおマイボーイフレンドよ! ・86歳の女性バーテンダー・鈴木喜代子さん。今夜も静岡・伊東のトリスバーでシェーカーを振っています。その所作、制服姿の格好よいことといったら! ・染色家の柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さんの作品は、年齢を重ねるごとに研ぎすまされ明快になっています。「僕は今描きたいものを描こうと決めた。明日どうなるかはわからないからね」。94歳いまだ現役です。 ・2016年10月、卓球W杯のアメリカ大会で史上最年少、日本人初のシングルス優勝を成しとげた平野美宇選手。夏のリオデジャネイロオリンピックでは団体女子のリザーブ選手だった。悔しさを糧に? ぴかぴかの16歳! ・川上弘美さん書き下ろし「儀式」。またもや不思議な! そして読み応え十分な短編小説。 ・江國香織さんに聞いた本『雨水を飲みながら』。作家・A.Kシャルマンに江國さんは20年前に会いに行っていたのですって! 書籍情報 タイトル つるとはな 4号 定価 1,300円 + 税 発売日 2016/12/9 ISBN 978-4-908155-04-8 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本所 凸版印刷株式会社
-
つるとはな 3号
¥1,430
内容ご紹介 一体いつ出すつもりなのかと お叱りの声も聞こえそうですが、 ついに!3号ができあがりました。 (声を大にして)みなさーん、おまたせしましたー! 待っていた人もそうでなかった人も 「つるとはな」第3号の内容を紹介します。 お手にとってご覧くださいませー。 ・日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さんの母、内藤ミツさんは91歳。 散歩は毎日1万歩、「館林のジャクリーヌ」と呼ばれたこともあるとか。 ・「梅干し先生」こと藤巻あつこさんは94歳。 梅とのつきあいは73年。 毎年200キロ漬けてきたけれど、 腰を痛めた昨年は半分に減らしたとちょっと残念そう。 ・伝説のジャズシンガー、シーラ・ジョーダンは87歳。 今まさに黄金期。その声、パワー、包容力に圧倒されます。 ・お茶するときは、ひとりで甘味屋さんへというのもいいんじゃない? ・ロンドン市北部、ハムステッドの町にとびきりセンスのよい服や小物を集めた ギャラリー「リビングストン・スタジオ」があります。 ギャラリーを営む女性2人、ケイトとインゲは性格も何もかもが正反対。 でも25年も一緒に働いていられるのはなぜ? ・白髪のカップルはひとりでも絵になるけれど、 二人揃うとかっこよさは2倍。馴染みの場所へいつものように出かけました。 ・東京都荒川区町屋にある「ダンス・スナック ボンソワール」。 社交ダンスとカラオケの店として30数年。 常連さんがおしゃれして歌って踊って、今宵も「ボンソワールの夜は更けゆく」。 ・歴史に残る立派なお坊さんは多いけれど、 その名を「さん」付けで呼ばれ、親しまれているのは良寛さん。 良寛さんのおもかげを訪ねて越後へ行ってきました。 ・期待のヴァイオリニスト・大江馨さん。 19歳の時に国内最高峰のコンクールで1位になり、 大学は音大と普通の大学の両方で学んだ22歳の秀才は、 端正なお顔と力量で「ヴァイオリン界の羽生結弦」のという声多し。 ・バッグやコート、下着、パソコン、クルマなど、 新しくて軽やかでスマートな道具を探してみました。 ・ひとり芝居の第一人者・イッセー尾形さん。現在その胸に去来するものは? ・「鶴の友」と「古町の華」、一方的なご縁を感じて (その名にちなんで)新潟へ行ってきました。 ・同居人は19歳という宮本幸一さん73歳の共同生活。 大切なのは「心をひらくのはまず自分から」だそうです。 ・「いのち炎のごとく」。堀尾真紀子さんが画家、三岸節子の生涯を描きます。 ・川上弘美さん書き下ろしの小説「スミレ」。 不思議でもあり現実感もあり、読みごたえじゅうぶんです。 ・江國香織姉妹が幼いころ、母に歌ってもらった「童謡絵本」。 大人になった今姉妹にそれらを見直してもらうと。 書籍情報 タイトル つるとはな 3号 定価 1,300円 + 税 発売日 2016/3/31 ISBN 978-4-908155-02-4 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本所 凸版印刷株式会社
-
つるとはな 2号
¥1,508
内容ご紹介 年を重ねても、人生の行く末をいたずらにおそれない。 今日一日を、こんな生き方で送っている人がいる。 その驚き、おもしろさ、励まされる気持ち。 「つるとはな」第2号は、さらにパワーアップして、 人生の先輩に聞きます! ・初公開! 「須賀敦子からの手紙(後篇)」 病を得て、友だちへ最後に伝えたこと ・ひとり暮らしの72歳「久留米のしっかりマダム」が週2回、楽しむゲームは? ・68歳で始めたサイクリング、82歳の今日もツーリングに出かける伊藤礼さん ・動物園の「里親」になりたい! ベルリン淑女たちの動物愛護をめぐるお話 ・毎年誕生日にバッハ無伴奏チェロ組曲の演奏会。藤原真理さんの「音と身体」の追究 ・白いシャツが特別にお似合いの、清廉、華やか、3人のスタイル! ・91歳の〝準備大好き〟な生活! ・『独り居の日記』メイ・サートンの、生涯と晩年 ・「一人用のバターケース」をご存知ですか?「あるとうれしいもの」 ・鎌倉・稲村ヶ崎の一法庵を訪ねて、「青空への歩きかた」 ・ポスト羽生結弦の呼び声高し、フィギュアスケーター宇野昌磨さんに独占密着取材! ・浅草橋の銭湯「鶴の湯」と、猫「はな」の物語 ・九州・小倉の店をひとりで切り盛りして50年! 寿司「玉浦」80歳の女将の心意気 ・リリー・フランキーさん登場!「でかいパンツはいてたらすぐに老けますよ」……他 書籍情報 タイトル つるとはな 2号 定価 1,371円 + 税 発売日 2015/6/26 ISBN 978-4-908155-01-7 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本所 凸版印刷株式会社
-
つるとはな 創刊号
¥1,430
SOLD OUT
内容ご紹介 薄明へ / 川上弘美=文 死んだもの、打ち上げられたものは美しい 三浦海岸にほど近い崖のすきまに小さな家が建っている。そこに住んでいるのは、専門学校の講師・増田さん。海と動物、植物を愛する増田さんの自慢は自作の骨格標本だ。 君の名は? わが雑誌名の「つる」と「はな」は、スタッフのおばあちゃんの名前からとったもの。創刊の記念につるとはなのような二文字の名前の先輩方を見つけようと……。そこで聞かせてください、君の名は? 小澤征爾 「ボクの商売は、時間があるだけとことん譜面を読むこと」 今年サイトウ・キネン・フェスティバル松本で元気な姿を見せてくれた小澤征爾さん。常日頃から譜面を読むという「勉強」にぬかりはない。病を得て、勉強する時間がふえてうれしいと言う。 これからのこと? 考えない、おそれない アイルランドの北西部のバンドーランに「ブレナンズ」というパブがある。100年前から続くこの店の経営者はパトリシアとナンという老姉妹。アイルランドのパブといえば、伝統音楽の生演奏を売りにするところも多いのだが……。 白髪のシニヨン 人は年をとると髪を染める人も多い。でも白髪のまままとめ髪にしている人が、(着物ではなく、いえ着物姿も素敵ですが)さっそうと街を歩いているのをみかけると、ぐんとおしゃれに見えるもの。 ホルトハウス房子夫妻 「ごはんがおいしくて、一日がうまくいけばそれでいい」 料理家のホルトハウス房子さんは現在80歳。夫のレイモンド・ジョセフさんは95歳。ともにすこぶる元気で、一日2食が長年の習慣なのだそうだ。いったいふたりは何を食べているのか。 クルマも機織りも手間がかかるからいいの 麻田さんが、夫の麻田鷹司さん(日本画家)を亡くしたのは、50歳のとき。以来27年。自分を振り返り、見つめ、いまは機織りを自分の仕事と見極めた。それは大好きなクルマの運転に似ているのだと言う。 50歳をすぎたら そうだ、姿勢だ! 人間50年も生きていれば体の痛いところも出てくるのがふつう。でも、いつだってしゃんとしていたいじゃないですか。そのために何がいちばん大切なのか!そう、それは姿勢なんです。体操のモデルになってくれたのは、あの!蛭子能収さん。 池谷裕二 「安心して不安でいよう」 老後が不安と口で言う人ほど、実はどこかで「自分だけは大丈夫」と思っているという。そんな人ほどちょっとした変化やトラブルに弱いんだとか。 初公開 須賀敦子からの手紙(前篇) 『ミラノ霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』で知られるエッセイスト、翻訳家の須賀敦子さん。亡くなって17年経つ今も人気は高く、多くの読者を魅了する。夫・ペッピーノを亡くし、須賀さんがイタリアから帰国した1971年の4年後から始まった、ある友人にあてた須賀さんの手紙。初公開! ブッダの教え いくつになっても煩悩から離れられないわれら人間。ときにはブッダのことば(スッタニパータ)の言葉に傾けてみてはいかがか。物欲を通して考える爆訳!ブッダの教えなり。 ひろちゃんは、いまも世界の中心です 福岡県遠賀郡に住む上田さんは78歳。3年前に最愛の夫を亡くしたが「生きてたときも死んでからも夫にほれっぱななし!」と言う。人はここまで人を愛せるのか。 火野正平 「母性本能? くすぐってねえよ」 NHK BS「日本縦断こころ旅」でわれらから圧倒的な人気を得ている火野正平さん。ファンを自認するライターの鈴木るみこが旅の途中に突撃インタビュー。 帰るのではなく、新しく始めるのだと思った ライターの佐野由佳は今年乳がんの手術をした。時期を同じくして、昔暮らした家を解体する算段をした。蝕まれた自分の体と家、それは何を意味していたのか……。 つる市つる町つる小町 山梨県都留市。都留市には「つる」とひらがなで表記する地区があり…。これってわが雑誌名と同じでは? 勝手にシンパシーを感じてつるを訪れてみることに。 笹田夏実 なっちゃんの跳躍! 日本体操界のヒロイン・笹田夏実。日本体育大学の一年生でただいま19歳。10月世界選手権に出場するもあまりよい成績は得られずじまい。しかし!案ずることはありません、若いあなたには未来将来があるのだから! 歌って更けゆく鎌倉の夜 鎌倉小町通りのとあるスナック。昼から高らかな歌声が!まあなんとおさかんなこと! 姿見せてよ、ガタピシちゃん 東京・杉並のマンションで、キジ猫とカメを飼う久保田さん。このコたちがいとおしく、とにかくメロメロなのです。 『楢山節考』を読む / 池内 紀=文 姥捨の話として知られる『楢山節考』。ドイツ文学者、エッセイストの池内紀さんによれば、作者には別な意図があったのでは、と教えてくれた。 私たちは名前を持っている / 秦 早穗子=文 老いと折り合いのつけかたを描いた映画がふえている。戦後から今日まで映画界を支えてきた評論家の秦早穂子さんに老いと死を考えるための映画を選んでもらった。 小説『ブランケット』 / 松家仁之 書籍情報 タイトル つるとはな 創刊号 定価 1,300円 + 税 発売日 2014/10/24 ISBN 978-4-908155-00-0 発行人 佐藤 真 編集人 岡戸 絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本所 凸版印刷株式会社